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花粉症になる原因とメカニズムを教えます

2019年06月27日
マスクをかける男性

花粉症はヒノキやスギがアレルゲンとなって起こる免疫異常を言います。
人間の体は花粉が鼻や口、目に入るとまずリンパ球によってこれは体に入れて良いものなのか、ダメなものなのかを判断します。
ここで異物だと認識をした場合はリンパ球は花粉に対する抗体を作り、粘膜の表面にある肥満細胞にくっつきます。
そして再び花粉を吸い込むと抗体とくっつきますが、その段階で肥満細胞から危険であるという信号が送り出されヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されます。
ヒスタミンが放出されることによって異物である花粉を口や鼻といった体内に入れないように、鼻水や鼻づまり、くしゃみや目の痒みを引き起こしているのです。
バリア機能が働きすぎてヒスタミンが多く分泌され免疫異常が起こりやすくなります。
一度ヒノキやスギなどのアレルゲンが侵入すると早く追い出そうとするので、花粉症の症状が重くなっていくのです。
人間にとっては異物の侵入を食い止めているわけですから、身体はしっかりと働いている状態であるのですが、あまりにもバリア機能が働いてしまうと、過剰にくしゃみや涙が出たりするので、ヒスタミンの分泌を抑えなくてはなりません。

花粉症を軽減するには、花粉が飛ぶ前から対策をする必要があります。
だいたい2月の中旬から飛び始めるので、それ前に抗アレルギー薬を利用してアレルギーの反応を抑えることが大切です。
予防を行い、花粉の時期が到来した場合も対策が必要で、花粉が飛びやすい午前中や風の強い日、雨上がりの次の日は不要な外出は控える方が良いでしょう。
もし外出する場合でも帽子やめがね、マスクを着用し、できるだけ花粉に触れないようにすることが大切です。そして室内にも花粉を持ち込まないように配慮します。
晴れた日は洗濯物や布団を干したくなりますが、症状が出ている時は室内干しに切り替える、外に干した時はきちんと花粉を払ってから家の中に入れる、ということを行います。

現在アレルゲン対策としてアレルギー専用の布団や布団カバーも販売されています。
これらの生地は大変すべすべしていて簡単にアレルゲンを取り除けるようになっています。
ひどく症状が出る場合は、こういったものを利用しても良いです。花粉症は春だけでなく秋にも起こります。
秋の場合は雑草が原因のことが多く遠くに飛ぶことは少ないので、近寄らないようにするだけでも症状は軽減されます。
対策として花粉症になる仕組みをしっかりと理解し、自分の身は自分で守る、ということが大切になってくるのです。